change-チェンジ-「変えて、変わる」
わたしはひとつ歳を重ねた。
そして、節目のこの日、カードに
「新しくなったいま、私が意識することはなに?」
と尋ねてみた。
出たカードは「change-チェンジ-」。
小アルカナ8番(バランス)のWorlds(行動)
季節が変わるように、変化することは、新しいものを生み出すために自然界では当たり前で必要なこと。
それに、バランスをとるために、いまあるものを変える(チェンジさせる)時だと思った。
ピンときたのは、いままでの自分たちがやってきた、オルゴナイトを創る「ルナソル」というお店こと。
2014年から始まって、かれこれ3年。
レジン作りからオルゴナイト創りに変わっていって、まだ結婚する前だった旦那さんとわたしは、いつも週末の夜になるとあれこれオルゴナイト創りのことを相談しながら、彼は独学で、たくさんのオルゴナイトを創ってきた。
わたしは、そんな彼が創るオルゴナイトをたくさんの人に知ってもらいたい一心で、各方面で発信したり、欲しいといってくれる方にお届けできるようにサポートしつつ、途中に彼と結婚するというライフイベントもありながら、色々やりながらも、ふたりで一緒にオルゴナイトのお店を続けてきた。
だんだん、旦那さんは、持つ人が一番良くなるようにその人だけのオルゴナイトを創ってあげたいという気持ちが強くなってきて、「オーダーメイド専門のオルゴナイトのお店」に形を変えた。
そんな中、
今年の夏頃から、わたしは自問自答することが多くなった。
「じゃあ、わたしができることは?」
と。
旦那さんの創るオルゴナイトのサポートだけじゃなくて、「わたし自身ができること」がしたいという思いが強くなったのだ。
3年間そばで見ていて、ほとんどやろうと思わなかったオルゴナイト作りをじぶんでも始めたのは、最初はそれがきっかけ。
それから、わたしも、猫好きさんが「可愛い♡」と思ってくれる雑貨のようなぷちオルゴナイトをちょこちょこ作るようになって、イベントにもひとりで出れるようになった。
でも、まだ「わたしがやりたいこと」「わたしにしかできないこと」を探していた。
どこかで分かっていた。
オルゴナイトだけじゃ、わたしは満たされることがないことを。
それに、いまのお店の方向性もひっかかっていた。
でも、今までオルゴナイトを買ってくれたお客様のことを考えたり、これまで培ってきたちっぽけなステイタスを変える勇気もなくて、今までずるずるやってきていたこと。
でも、それを「変えて」「変わるとき」なんだと、「change」のカードを見たとき思った。
そして同時に頭には、もう1枚のカードが思い浮かんでいた。
誕生日がくる少し前の朝に引いたカード。
大アルカナ12番の「Hanged Man-ハングマン-」。
(写真にこそ撮りませんでしたが)。
その時は、しがみついて、抱え込んだままでいる何かを手放すといいのは分かったけど、どれを手放したらいいのかが分からず、オルゴナイト作りもうまくできなくて、どうしたらいいか模索しているところだった。
だから、ハンドメイドが好きな友達に相談した。
思うように作ることができない、生み出すことができないと。
そこで、もらった助言は、「作り手は、ただ作りたいから作るだけ。売れるものをとか、ほかのなにかと比べたりしてない。ただ自分が作りたいものを作るだけ」と。
それを聞いて、心の膜が一枚めくれた気がした。
「ああそうか、技術を求めてすごいものを作るんじゃなくて、わたしの好きな世界を、じぶんが思うように勝手に表現したらいんだ」って。
「うまく作らなきゃ」という思い込み、
「だれもできないようなすごいものを作らなきゃ」という思い込み、
「人から認めてもらえるものを作らなきゃ」という思い込み、
それらを手放すことを「Hanged Man-ハングマン-」は意味していたんだなと気づいて、だれかのようにしようというのをやめて、じぶんの「好き」を、いまのじぶんができる方法で表現しようとそこで思った。
そして、そのあと追い打ちをかけるように出た、「change」のカード。
それを見て、ますます腑に落ちて、
「古い囚われを手放そう、好きなことだけしていけるように変わろう」
と、わたしの心が決めた。
そして、お店の方向性を旦那さんと話して、わたしたちふたりが、それぞれ好きなことをして、表現できる場所にしようと、ショップ名やコンセプトを一斉に一気に変えた。
もちろん、いままでのように、オルゴナイトも作る形を残して。
じぶんで、じぶんの声を聞いて、行動できたのは、「ボイジャータロット」をしてたから。
「じぶん軸をしっかりさせたい!」で始めた理由のとおり、じぶんの声に従って行動してみたら、じぶんの好きなものをカタチにしていく楽しみを知って、今は作ることが楽しくて仕方がない!に変わった!
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じぶんで気づいて、じぶんで小さな行動を起こす。
そこが、ボイジャーの面白いところだといつも思う。
そのボイジャータロットがきっかけになって、じぶんの気持ちが満足して、変わっていって、楽しいに変わる経験を実際にしてみたら、ますます、ボイジャーは、じぶんを知るための、すごく良いツールだな、すごいな、と思う。
愛
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